ブラック★ロックシューター
SAIでの落書きですー。ブラックロックシューターのアニメ見ました!
現実世界の悩みがもっと深く重たい方が激しい戦闘だらけの精神世界に逃げ込む理由としては説得力ある気がします。
人死にとかまでは結局のとこなかったしね~って未成年向けのアニメや漫画では最近人を殺したりもできないというからしょうがないのかもしれませんが…最初の話のカガリのヤンデレ感は良かったけど、続きでまともだったヨミまで急速に激しくヤンデレるのがちょっとついてゆけず…ヨミの話はOAVのヨミの方がやんわり病んでく感じで共感できたような?
あと精神世界がただの現実世界の象徴でしかないというのも少し残念…あっちの世界で殺されると執着がなくなるというので何か大切な心も一緒になくなってるようなところはブラックロックシューターの世界が現実に及ぼした影響という事で面白くもあったのですがそこんとこはもっと掘り下げてしっかり描いて欲しかった。
それ以外はたいして現実に影響を与えてないし現実世界を変える程の影響力まではないというのが、本来不確かな筈の存在が現実に影響与えまくり現存する人々や世界を滅ぼしてしまう程の力をもつ永井漫画の世界を見慣れた世代にはちょっぴり物足りなかったです。
もう少し見せ方や展開を変えたらもっと面白くなっていたであろうと思えただけに色々考えさせられたアニメでした。
ただの象徴的存在ではなくブラックロックシューター達にもっとしっかり存在感をもって存在していて欲しかったなーと思いました。
ゲームの方は未来世界の話で全くの別物なんだっけ?こっちのブラックロックシューターは現存する存在のようだけどゲーム内容自体は面白いのでしょうかね…?;

私なら…現実世界の心と魂が精神世界に行ってしまうだけでなく精神世界が現実世界を侵食してくる展開にしてブラックロックシューター達が少しずつ現実世界に出てきて暴れて結局は世界が大変な事に…みたいな展開にしたいですね~。全くの永井漫画ですけどね、それ!
あと折角現実世界を反映した精神世界があるんだから現実世界の殺人鬼の精神世界や精神体なんかもあったら面白かったんじゃないかな~?現実でさえそこまで残酷な人物の精神世界…ドロドロしすぎで精神世界の激しいドンパチより壮絶で残酷な何かが起こりそうで怖い話になりそうだけどそういう赤裸々なのが面白いような?って人死が駄目なのにそんなん描けないかー?;
感動の別れと共に精神世界で死んだ筈のストロングスもなぜかまた復活してたし;別のストロングスかもしれないけど「あなたがいなくなったら私はどうしたらいいの」って悩んでた意味がなかったねという感じでしたし…;

面白さを追求していくと結局未成年向けのものは表現できる事に限界がありますよねやっぱ…盛り上げつつあんまり規制を気にしすぎて無難に話を纏めようとすると合点のいかないものになってしまう…今のクリエイターが若い子相手にシリアスで考えさせつつ面白い話を作るのには難しい世の中なのかもしれません…。
まぁあんまりドロドロした世界とか魔界みたいのとか殺人シーンとか描いてたら描く方も取り付かれるとか疲れるとかいうからな~;ただ描くだけでも危険があるワケですが…
疲れるのは殺されるキャラも作り手の一部だからかもしれませんね…深く入り込めば入り込む程そのキャラが理不尽に殺された時は作者側も痛いという事でしょうか?痛みを感じながら描いた方が面白いものはできると思いますがね。
年取って自分も疲れやすくなってくるとそういうの描くのっていくら面白くても心身疲労も激しそうではある…;
スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。